東京精密は、「地球環境が保全されてこそのモノづくり」という考えのもと、「環境基本理念」を1997年に制定しました。この基本理念を表現したのが「環境基本方針」であり、全ての従業員が事業活動において実践するために具体化したのが「環境方針」です。当社はこれらの理念・方針に基づき、全ての事業活動を行っています。製品・事業活動を通じて、電力・CO2排出量の削減を目指すとともに、省資源の推進、廃棄物量や化学物質総排出量の抑制を進め、持続可能な社会の実現に貢献します。
東京精密は、「地球環境が保全されてこそのモノづくり」という考えのもと、「環境基本理念」を1997年に制定しました。この基本理念を表現したのが「環境基本方針」であり、全ての従業員が事業活動において実践するために具体化したのが「環境方針」です。当社はこれらの理念・方針に基づき、全ての事業活動を行っています。製品・事業活動を通じて、電力・CO2排出量の削減を目指すとともに、省資源の推進、廃棄物量や化学物質総排出量の抑制を進め、持続可能な社会の実現に貢献します。
東京精密は、地球環境保全が人類共通の重要課題であることを認識し、開発・設計・生産・サービスの全域に於いて積極的に環境保全に配慮した行動をとる。
東京精密は、半導体製造装置及び計測機器をはじめとする製品の生産、サービスを主とした事業活動において、全従業員が「この行動は地球に優しいか」を常に配慮し、環境負荷を可能な限り少なくする。
当社の八王子・土浦の両工場は、ISO14001:2015*に適合した環境管理マニュアルを基本とした環境マネジメントシステム(EMS*)を構築しています。各工場に設置された環境部会では、環境監視・測定管理規程に基づき、毎年、組織・製品・サービス・設備などの環境側面調査を実施しています。これらの環境影響を評価し、法的要求・環境方針・利害関係からの要求を踏まえて、「環境目標実施計画書」および「環境管理システムプログラム」の作成・承認・実行・評価・報告を実施しています。また、年2回実施される内部監査で施設・設備の定期見直しによる管理状況の確認とともに、環境基準の遵守や届出、報告などが適正に行われていることを確認しています。
*ISO14001:2015/国際標準化機構(ISO)が策定した環境マネジメントシステムの国際認証規格。企業活動における環境リスク低減を目指した仕組みづくりのガイドライン。
*EMS/企業などの組織が自ら設定した環境影響に対する方針や目標を達成するための、計画・体制・プロセスなどのこと。
事業活動に関わる環境負荷低減への取り組みについては、環境システムプログラムとして計画し、実行しています。2021年度に計画された65項目のプログラムは、52項目が目標を達成し、全体の目標達成率は80.0%となりました。
未達成項目については、達成できなかった要因を明確にして改善策を講じ、次年度の環境システムプログラムに引き継ぐなど、継続的な改善活動を実施しています。
2021年度には、有機溶剤であるアセトンの代替品への移行を進め、前年度比66%減を達成。また、数多くの化学物質(1,000種以上)が含まれる塗料の製品塗布面積を減らすことで、1台当たりの使用量を60%減としました。さらに、 有害化学物質の削減・代替を10品目以上削減する目標を立て、工場で登録されていた使用実績のない工場薬品を35品目削減しました。