東京精密グループはこれまで、企業理念のもと、お客さまであるモノづくり企業における高効率製品の生産プロセスに不可欠な精密測定機器と、省エネ・省資源を可能にする電化製品生産に寄与する半導体製造装置によって、社会の利便性の向上と環境負荷低減に貢献してきました。
一方で、企業を取り巻く環境が大きく変化する状況のもと、当社グループはサステナビリティが重要な経営課題であることを改めて認識し、これまで以上にサステナビリティ活動を強力に推進することを決定しました。この方針のもと、2021年11月にはサステナビリティ基本方針を定め、サステナビリティ委員会を設置しました。
当委員会は、当社グループと社会の持続的成長に向けて、当社グループの存在意義(パーパス)を「計測で未来を測り、半導体で未来を創る」と位置づけ、ありたい姿(ビジョン)を定めました。このパーパスとビジョンを起点として、重要課題(マテリアリティ)を特定し、具体的な取り組みと目標を中期経営計画に反映することにより、サステナビリティ活動の実効性を高めていきます。さらに、パーパスの実現に向けたサステナビリティ推進体制を強化するとともに、ステークホルダーの皆さまとの対話や協働を通じて、持続可能な社会の実現と東京精密グループの持続的な成長を目指していきます。