RONDCOM 76A
CNCセンタリング/チルチング
大型
ロングセラー
検出器回転型

RONDCOM 76A

大型ワークピースや高重量ワークピースを高精度かつ短時間で測定
世界最高クラスの精度を誇る検出器回転型測定機のフラッグシップモデル

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特長

大型ワークピースや高重量ワークピースを短時間で測定

標準仕様では上下方向 1000 mm、左右方向 700 mm(±350 mm)のストロークを有し、最大積載質量は400 kgにまで対応。さらに、オプションとして最大積載質量の拡大( 1 t・左右方向ストローク 1500 mm)や、上下方向ストロークの拡大(1500 mm)も可能です。自動車のエンジン部品や工作機械部品など、一般的なテーブル回転型の真円度・円筒形状測定機では測定の難しい大型・高重量ワークピースを測定することができます。また、各軸は最大 100 mm/sと非常に高速で駆動するため、測定箇所へ素早くアプローチでき、大型ワークピースであっても短時間で全ての測定を行えます。

検出器回転型の真円度・円筒形状測定機として世界最高クラスの高精度

東京精密が長年培ってきた技術を結集し、検出器回転型の大型機でありながら半径方向回転精度 (0,04+3H/10000) µmを実現。

θ軸に高精度エアベアリングを採用 / X軸・Y軸・Z軸をエアベアリングで支持するガイド機構
ガイド面に摩耗を生じず、高い回転精度や真直度精度を長期間にわたり発揮

ベース・コラムにはんれい岩を採用
経年変化が少なく長期間にわたり安定した精度を維持

エア式除振台を標準搭載
床からの振動伝達を低減し、精度への影響を防止

多彩な評価

RONDCOM 76Aで行える測定は、ワークピースの内外径の真円度や円筒度、同軸度の測定やZ方向の真直度測定だけではありません。テーブルのX軸・Y軸、検出器保持部のR軸のいずれについても真直度を保証しており、X軸とY軸の真直度精度保証により直動方向の平行度評価を、R軸の真直度保証によりワークピース上面の平面度評価を行うことができます。例えばシリンダブロックなど同形状のボアが複数個並んでいるワークピースについて、ボア間の平行度を評価を行うことが可能です。また、穴の奥深くを測定するための長軸測定具やクランクシャフトの測定に適した薄型検出器など、測定の幅を広げるアクセサリも多数ご用意しています。

RONDCOM 76A 多彩な評価