PULCOM GE-10

砥石接触検知システムPULCOM GE-10は、砥石と被研削材の接触を検出、即座にNCに信号を送り加工サイクルに入ったことを知らせます。前加工の寸法バラツキを考慮した、無駄な粗研サイクル、空送り時間を短縮、切り込み速度を高速化、サイクルタイムを向上できます。

内蔵DSP（デジタル・シグナル・プロセッサ）による弊社独自のデジタルノイズリダクションにより、クーラントの噴射やベアリングノイズ等の周囲騒音を除去、高精度な検出を実現しました。

ドレッサと砥石の接触から発生するAE波をモニタすることによりドレス完了を検知します。従来のドレス回数、時間による方法に比べ、飛躍的にドレス時間の短縮、砥石の寿命を延ばします。

砥石と工作物の接触検知専用に新たに開発した高感度AEセンサを採用。高価なシャフト内蔵、ドレッサ内蔵型センサに負けない検出性能を実現しました。センサはアンプ内蔵のため高精度でS／N比が高く、ケーブル延長もできるため取り付け場所の制約を受けません。

PULCOM GE-10は、常にセンサ自体より診断用AE波を発生させ、その反射波からセンサヘッドの故障および感度劣化を診断しています。長期に渡る信頼性を確保できます。