トップページ お知らせ
「JIMTOF2022」にて実機初展示 非接触ブリスク測定専用機 XYZAX Opt-BLISK

「JIMTOF2022」にて実機初展示
非接触ブリスク測定専用機 XYZAX Opt-BLISK

2022年10月3日

株式会社東京精密は、2022年11月8日(火)から13日(日)に東京ビッグサイトで開催される第31回日本国際工作機械見本市 JIMTOF2022 に、新開発した非接触ブリスク測定専用機 “XYZAX Opt-BLISK(ザイザックス オプトブリスク)”の実機を初めて展示いたします。

航空機エンジンの構成部品であるローターディスクとブレードを一体化した「ブリスク」の測定需要は年々高まっています。ブリスクの測定には、ブレードとブレードが重なる細部に入り込めるセンサやスタイラスが不可欠となり、これまでその役割を担ってきたのが接触式センサです。
接触式センサには多種多様なスタイラスを取り付けることができ、フレキシブルな測定が可能な反面、測定圧や測定摩擦によるスタイラスの撓みや、ブレードエッジ部分の鋭い形状から測定速度を考慮する必要があり、測定時間の短縮が大きな課題でした。
そこで、当社が三次元座標測定機と非接触高精度回転プローブの開発で培われた技術を結集し作り上げたのが非接触ブリスク専用測定機 ”XYZAX Opt-BLISK” です。

“XYZAX Opt-BLISK” は独自の測定パス生成技術と、XYZ軸および回転プローブの4軸同期制御により、ブレードとブレードの重なる狭い部分が存在するブリスクにおいても、感度を維持する最適な測定パスで非接触高速スキャニング測定を可能にします。
高加速を実現した三次元座標測定機XYZAX AXCELと、非接触高精度回転プローブを組み合わせることで、従来の接触式センサ測定と比較して、約60%の測定時間短縮を実現しました。

是非この機会に展示会場まで足をお運びいただき、実機をご覧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

「JIMTOF2022」にて実機初展示

主な仕様

測定範囲(X×Y×Z) 1200 mm × 1500 mm × 680 mm
長さ測定誤差 EBi:j:ODS MPE 5+5L/1000 µm
形状測定誤差 PForm.Sph.D95%:art:ODS, MPE 30 µm
ロータリプローブ
- 回転部シャフト長さ 100 mm
- 回転部シャフト径 8 mm

 

ロータリテーブル
- テーブル面直径 278 mm
- 高さ 110 mm
- ワーク最大重量 97 kg

本製品詳細

第31回 日本国際工作機械見本市 JIMTOF 2022について

展示会公式サイト
開催日程 2022年11月8日(火)から13日(日)
開催場所 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
当社ブース 東7ホール E7028

製品に関するお問い合わせ先

株式会社東京精密 計測事業推進部 マーケティング室

住所

:茨城県土浦市東中貫町4

TEL

:029-831-1234(代)

トップページ お知らせ
「JIMTOF2022」にて実機初展示 非接触ブリスク測定専用機 XYZAX Opt-BLISK