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ドイツJenoptik社とシャフト測定機のブランドライセンス契約を締結

ドイツJenoptik社とシャフト測定機のブランドライセンス契約を締結

2022年2月21日

ドイツJenoptik社とシャフト測定機のブランドライセンス契約を締結

東京精密とJenoptik(イエナオプティック)は光学式計測機器のブランドライセンス契約を締結し、日本市場に参入いたします。

株式会社東京精密(以下、東京精密)とJENOPTIK Industrial Metrology Germany GmbH(以下、イエナオプティック)は、戦略的パートナーシップにより、2022年2月1日より、販売力と技術力を結集し、日本のものづくり産業全体に対して付加価値を創造していきます。これにより、東京精密は、また新たな強力な販売パートナーを獲得しました。

東京精密は、イエナオプティックの代表的な光学式シャフト測定システムである「Opticline(オプティックライン)」の日本における総販売代理店として、即日営業を開始します。東京精密は、新たな製品ポートフォリオを獲得したことが最大のメリットです。今後、日本企業に対しOEMブランド「Shaftcom(シャフコム)」のもと、世界をリードするイエナオプティックの光学測定技術を独占的に提供してまいります。一方、イエナオプティックは世界で最も重要な自動車製造市場の1つである日本市場に持続的なアクセスが可能になりました。

「Shaftcom(シャフコム)」は、円筒形状の部品の品質管理を、生産ラインの中で行うことができます。テレセントリック光学系を用いた内蔵カメラシステムは、生産ラインにおいてすべてのワークの寸法と輪郭を光学的に短時間で測定します。このシステムは、オプションの接触式センサによって、内径やキー溝形状の評価を補完することができます。「私たちは、私たち独自の測定技術が、日本のお客様に広くご利用いただけるようになったことを嬉しく思います」と、JENOPTIK Industrial Metrology business unitの社長であるOtto Boucky氏は述べています。

東京精密が新規販売と既存契約のサービス・メンテナンスを担当します。

今回の契約締結により、東京精密は日本における既にお客様にお使いいただいているシステムのサービス・メンテナンス契約を引き継ぎました。これにより、東京精密とイエナオプティックは、2022年2月から協業を実施することになります。

JENOPTIKについて

光学技術は、私たちのビジネスの根幹をなすものです。イエナオプティックは、グローバルに活動する技術集団であり、フォトニクスをベースとした3つの部門で活動しています。「光と光学」「光と生産」「光と安全」というフォトニクスをベースとした3つの部門で活動しています。また、TRIOPTICSブランドのもと、レンズ、対物レンズ、カメラモジュールの品質管理のための光学テストおよび製造システムも提供しています。当社の主要なターゲット市場は、主に半導体産業、医療技術、自動車および機械工学、交通、航空、セキュリティおよび防衛技術産業などです。全世界で約4,900人の従業員が働いており、グループの本社はイエナ(ドイツ)にあります。JENOPTIK AGはフランクフルトのドイツ証券取引所に上場しており、SDaxとTecDaxに含まれています。2020年度、イエナオプティックの総売上高(VINCORIONを含む)は、約9億ユーロ(preliminary)となりました。

株式会社東京精密(ACCRETECH アクレーテク)について

当社は「半導体製造装置」は「精密計測機器」との両輪で、世界のモノづくりを支えるメーカーです。現在では、世界15カ国にグループ会社を有し、約2,300人の従業員がいるグローバル企業に成長いたしました。2021年3月期の売上高は971億円となりました。ACCRETECH(アクレーテク)は、共生を意味するAccrete(アクリート)と、技術を意味するTechnology(テクノロジー)を組み合わせたコーポレートブランドです。東京精密は、「世界最高の製品を提供し、お客様の "ものづくり "に貢献する」ことを使命とし、お客様とともに成長し続ける企業を目指しています。これまで、「顧客満足」を基本理念に、妥協のない姿勢で技術を追求してきました。その歴史の中で、計測技術を磨き、進化させ、世界中のものづくりを支えてきました。東京精密グループは、環境変化に迅速に対応すると共に、永年培ってきた精密測定技術と精密加工技術を通じて、これからもお客様のものづくりのイノベーションをお手伝いしてまいります。

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