エコファクトリー

 東京精密は精密部品の加工から自社で行なっている機械メーカーです。消費するエネルギーの99%以上が生産工場の電力であり、切削及び加工に使う水の消費も少なくありません。水を使って半導体を加工する製品の生産量も増えているため、電力と水の使用量を削減する努力を続けています。
 また、装置の機械部品点数が多く、部品加工や組立てに使われる紙の図面が多いため、資源消費削減の重点として紙購入量の削減に取り組んでおり、金属加工屑や加工廃液等について、できる限りリサイクルするように努めています。

地球温暖化防止の推進

 東京精密が排出するCO2は八王子と土浦の工場運営に使用される購買電力換算分がほとんどで、地球温暖化防止対策の重点を省電力に置いて取り組みを進めています。電力消費の効率を高めるために、空調機器やコンプレッサー等の省エネタイプへの交換やバランス運転、照明のLED化や人感センサーの設置等で生産量の増加や工場規模の拡大に対しても、中期的には生産高原単位※1で使用電力を削減することに成功しています。
 また、2015年度より八王子第5工場、2016年度より八王子第6工場で太陽光発電を開始し、2018年度の発電総量は45万kWh超となりました。これは、年間220t-CO2を超える排出ガスの削減に相当します。今後も省電力生産と再生可能エネルギーの拡大に取り組み、地球の温暖化を抑制する努力を続けていきます。
 土浦工場の約3倍の電力消費となっている八王子工場では、これらの取り組みを検証する目的で、毎年第三者検証を実施しています。

※1生産高原単位:使用電力量(水使用量・紙購入量)/工場生産高(百万円)(百万円の生産行なう際に使用される電力や資源等)

省資源の推進

 水を使う半導体製造装置の生産量が急増しているため、水の使用が年々増加しています。削減策として、純水の濾過再生装置への回収率アップと一過性冷却水の循環再利用化を検討しています。
 紙の購入量については、社内の作業要領書をデータベース化してタブレットによる作業に切り替えるなど、少しづつ取り組みを進めてきており、紙の購入量は着実に減りつつあります。今後も引き続き削減を努力を続けていきます。

廃棄物のリサイクル

 梱包用ダンボールを通い箱に置き換えるなど、廃棄物の減量に取り組んでいます。
 八王子工場からの廃棄物はサーマルリサイクルも含め、全てリサイクル利用となっています。