グローバル展開を支えていく、誰からも頼られる存在に。

中川 雅仁

経理室 兼 経営支援室
法経学部 卒業
2007年入社

この広い世界に、可能性を求めて。

中高生時代に、英語教育に力を入れている学校で学んでいた中川。その影響で、海外でさまざまな考え方を持った人々と出会うこと、文化の違いに触れることが何よりの楽しみに。大学時代には、一人で海外旅行に出かけ、見識を広げていたという。
「イギリスに一人旅したときに、現地で知り合った人と飲みに行ったのですが、ちょっとした考え方の違いから口論になったことがありました。けれど、お互いにじっくりと議論することで、理解し合うことができたんです。そこで、相手を尊重することの大切さと理解し合える喜びを学びました。それ以来、広い世界を見て回りたい。グローバルに活躍できる仕事がしたいと考えるようになったんです」
大学で法律について学んでいたこともあって、就職活動では「管理部門」の仕事ができること、そしてグローバルに展開している企業であることの二つを基準に行った。東京精密を選んだのは、基準を満たしていただけでなく、そこで接した人々に「あたたかみ」を感じたからだという。
「直感でしかありませんでしたが、入社後にそれが間違いではなかったことを確信しました。経験豊富な先輩ばかりで、いろいろと丁寧に教えていただけました。少しでも先輩方の期待に応えたい。その思いが、私を大きく成長させてくれたように思います」

徹底的に向き合えば、わかり合える。

入社5年目、経理室に配属され、確実に仕事をこなしてきた中川に転機が訪れる。経営支援室の一員として「Accretech America」(アメリカの現地拠点)への赴任を命じられたのだ。
「もともとグローバルな環境で仕事がしたいと思っていましたが、これほど早くチャンスをいただけるとは思っていませんでした。自分がこの会社のグローバル展開を支えていくんだ。そんな強い思いを持って、このミッションに応えていこうと考えていました」
「Accretech America」での担当業務は、経理、人事、総務といった管理部門全般。重要拠点でもあるアメリカにおいて、会社の運営全般に関わることができる。それは、彼にとって大きな喜びであったが、同時に大きな難題もあった。日本で行われる業務との違い、現地スタッフとの方法論の違いに、大きな戸惑いがあったという。
「より業務を迅速に、的確に行うためには、克服しなくてはいけない課題がありました。しかし、現地のスタッフには彼らが積み重ねてきた方法論や考え方がある。私が日本で学んできた仕事の仕方をそこにどう活かしていくか。そこに難しさがありました。何度も膝を突き合わせて、議論していく。お互い声を荒げてしまうこともありましたが、会社を良くしたいという思いは同じ。徹底的に向き合うことで、わかり合い、より良い業務スタイルを確立することができたんです」
頭をよぎったのは、学生時代の思い出だった。お互いを尊重し、真剣に思いを語り合うことで、きっと答えは見つかる。自らが中心となってつくりあげた「きずな」は彼の視界を大きく広げてくれるものだったに違いない。

会社を支える者として、重責に応えていく。

アメリカでの赴任を終え、現在は経理室と経営支援室に所属している中川。彼の仕事は、営業・仕入・製造等の各部門の働きを把握し、お金の動きをつかみながら、会社全体の経営計画をサポートすることが中心だ。東京精密のものづくりを支えるとともに、会社の事業を円滑にしていく重要な役割を担っている。
「この仕事は、何より正確性が大事。決して間違えることは許されませんし、業務には経理や税務に関する専門知識を深く、広く備えておくことが求められます。企業活動を行っていくために、普通にできることが当たり前。それだけに難しく、重要なものだと考えています」
堅実に、着実に。すべての責務を完璧に果たし続けて初めて、ものづくりに、営業に邁進する仲間を支えることができる。ものづくりの主役でも、会社の事業を拡大する牽引者でもないが、管理部門の仕事は、東京精密を動かすためには、欠かせないものであるといえよう。
「現場が求める要望を迅速にこなしていく中で、かけていただける『ありがとう』のひとこと。小さなことかもしれませんが、それだけでこの仕事をやっていてよかったと思えます。私たちは会社を支える縁の下の力持ち。己を磨き続けることを忘れず、誰からも頼られる存在になっていたいと思います」

休日の過ごし方

昔から「甘いもの」に目がないんです。アメリカにいたときも、いろいろな店を食べ歩くのが趣味でした。そこで出会うさまざまな人との交流が楽しみで、行きつけのお店をつくっては通っていました。今は、新しい街で生活を始めたばかり。休日は探索に余念がありません。