東京精密の顔として、お客さまとの信頼を紡ぐ。

萩野 佳弘

計測社 東日本営業 営業1部
厚木営業所
法学部 法律学科 卒業
2011年入社

「個」を活かせる営業がしたかった。

高校時代から社会人に交じって空手を習っていた萩野。稽古の後は、よく食事に連れて行ってもらうなど可愛がられ、「大人の考え方」に早くから触れてきた。そこで知る社会の厳しさ、造詣の深さ……。人とつながり、多くを学ぶ。彼の営業としての原体験は、ここにあるといってもいい。
「仕事も、社会もすべては人と人とのつながりで成り立っている。そんな思いを早くから抱いていたのかもしれません。営業職を選んだこともそうした背景があったのだと思います」
人と人のつながりを大切にしたい。しかし、つながりに甘んじたり、価格競争だけの営業はしたくなかった。自らの力を発揮して、価値を提供していくことができる。それが、萩野の会社選びの基準だった。東京精密の営業は、与えられた目標に対して、それを達成するための戦略やターゲットは個々に任せてくれる文化がある。上司や先輩はもちろん、技術者と連携を取りながら、顧客の信頼を築いていく仕事は、萩野にとって、とても魅力的なものだったに違いない。
「価格が高いものでも、自らの力で信頼関係を築き、そのメリットを説明することで、本質的な価値を届けられる仕事がしたかった。そこで出会ったのが東京精密でした。ここなら『個』の力を活かした仕事ができると考えたんです」

お客さまに育てられている。その感謝を胸に。

「商談へのストーリーを描くことが、最も大切」。萩野はそう語る。顧客のニーズを察し、信頼され、優れた品質の製品をどうアプローチしていくのか。そこに、この仕事の醍醐味はあるようだ。
「まず上司や先輩に言われるのが、『お前はどうしたいんだ?』ということ。考えなしに、これをこのお客さまに売りたいといっても、認めてもらえません。大切なのは、自らの意思を明確にすることなんです」
顧客を訪問し、ニーズに合った製品を提案、ショールームで実機を見てもらい、さらに細かい仕様を詰めて受注にいたる。これが、おおまかな営業の流れだ。しっかりと製品説明ができ、実際に製品を見ていただければ、受注の可能性は高くなる。難しいのは、お客様の信頼を勝ち取れるかどうか。事業拡大に向けて、営業が果たす責任は非常に大きなものだといえる。
「どんなに製品力があっても、会社の名前が知られていても。最終的には人の勝負になると思っています。結局は人と人とのつながりなんです」
それを象徴するのが、とあるメーカーへの提案案件だった。飛び込みで訪問したのだが、決裁者とも良好な関係を築き、競合他社の製品から東京精密の製品に切り替えてもらうことに成功した。受注後に萩野が言われたこと。それは「最終的に私たちが何で選ぶのか。製品だけじゃない。半分は人で選ぶんだよ」という言葉だった。評価されたのは、顧客の課題を察し、要望に応えるために真摯に向き合った姿勢だった。
「専門的な知識はもちろんですが、人間的にもお客さまに育てられていると感じます。その感謝をしっかりと返していくこと。それが私の使命だと思っています」

世の中を支える、誇りがある。

営業の役割は、製品を納入して終わり、ではない。その後のサポートにもしっかりと対応し、顧客との信頼をつなぐ。
「末永く、ものづくりを支えていく。そこまでして、初めて『世界No.1の製品』に手が届く。私はそう考えています。だからこそ、お客さまも私を家族のように可愛がってくれるんです。確かに大きな金額の仕事をモノにしたときはニヤニヤしてしまうけれど、それよりも大切なことがある。東京精密の顔として、自らの仕事でお客さまとの信頼を紡いでいく。それが、この仕事でいちばんの喜びなのかもしれませんね」
築いた顧客との信頼は、日本のものづくりを支え、世の中をかたちづくる東京精密の価値へと昇華していく。萩野もそれを実感しながら、日々の仕事に臨んでいるようだ。
「たとえば、当たり前に走っている自動車。これも、私たちの製品が精密な計測機器を提供しているからこそだと考えると、自分の仕事の重要性と誇りを感じることができます。今後は、その思いを強く持ち、営業としてのスキルを磨き、製品をもっと広めていきたいですね」
東京精密が提供する価値は、国内はもちろん、世界中に広がっている。信頼を築く喜び、そして世の中を支える誇り。それらを胸に、萩野は挑戦し続けていくだろう。果てしなく広がる、可能性を夢見て。

休日の過ごし方

最近、結婚したこともあって、妻と旅行に出かけることが多いですね。温泉がとくに好きで、関東近郊の温泉はほとんど行き尽くしました。おすすめの温泉はと聞かれると、やはり私の地元である九州の温泉。別府温泉に勝る温泉はないと思いますので、ぜひ一度、行ってみてください。