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幅広い環境条件下で安定した高精度を実現する、高速CNC三次元座標測定機

温度変化や振動、汚れなど、リスクを伴う環境条件下でも高速かつ安定した精度を保つこと。あらゆる測定に対し、柔軟に対応できること。そして、操作に専門的な知識を必要としないこと。PRISMOは、これら生産現場におけるユーザニーズを取り入れ、生産ラインに対応します。カールツァイスの三次元座標測定機に関する30年以上の経験を随所に活かし、精度、高速性、安定性、操作性など、多方面にわたる優れた 精度技術と機能をフル装備。PRISMOは名実ともに三次元測定機において最高品質をサポートする高精度CNCマシンと称される理由があります。

特長

  • 精度保証はMPEE=0.9 + L/350 μm(温度条件A)
  • 広範囲の環境温度でも高精度MPEE=1.2 + L/250 μmを保証(温度条件B)
  • VASTプローブヘッドによるポイント測定とスキャニング測定
  • 毎秒300ポイントの高速スキャニング測定(VAST)
  • ユーザニーズに応えるラインナップ
測定精度は製品の寸法公差の範囲を有効に利用するためにも重要なものです。そのため、測定機の選択にあたっては、その測定精度が通常加工する寸法公差の20%以下であることが必要です。例えば、直径が50+250のボアでは、測定精度が5μm以内でなければなりません。PRISMOは、最高速度と加速度、広い温度範囲など、あらゆる測定条件において、この基準を十分クリアできる精度を持っています。

VAST goldプローブヘッドによるポイント測定とスキャニング測定

VAST goldプローブヘッドによるポイント測定とスキャニング測定

PRISMOに標準搭載されたVASTプローブヘッドは、ポイント・ツー・ポイント測定と高速スキャニング測定という二つのプロービング技術を複合。寸法の測定だけでなく形状検査や位置検査も同じ測定機で行うことを可能にしました。

高速、しかも高精度。短い休止時間により測定効率を向上させます。

単なる速度スペックだけでは、生産性につながる高速測定を語ることは出来ません。例えば、プロービングごとの休止時間が短いこと、セットアップに手間がかからないこと。PRISMOは、これらの生産現場で求められる課題をクリアする、高速かつ高精度な測定を目指して設計されました。この二つを高い次元で両立させるために、独自のノウハウが豊富に取り入れられています。

温度補正なしでの精度保証

温度補正なしでの精度保証

熱伸縮のないガラスセラミックスケール、熱に対して安定した構造・材質のブリッジ(ゆがみのない単純伸縮)、さらに熱伸縮のないスタイラスサーモフィットの採用により、温度補正をしないで広範囲温度にて精度が保証されます。補正による測定の不確かさは最小化されます。

生産現場環境を十分に考慮した設計。15~30℃の範囲を温度補正なしで測定精度を保証します。

生産現場の測定には、温度変化、床の振動、オイルミストなどの問題がつきまといます。 PRISMOでは、こうした環境条件下での様々な問題を測定機が代わってフォローします。 例えば、熱膨張係数が低い素材の使用をはじめ、ガイドと基準スケールのカバー、熱源の断熱、 床振動の吸収などの問題を高い次元で軽減し、高精度測定を実現します。

汚れや損傷に対する保護

ガイド面と基準スケールは、保護カバーにより汚れや損傷からしっかり保護。PRISMOでは、X軸とY軸のガイドが保護されています。

Y軸左側ガイドの保護カバー
Y軸左側ガイドの保護カバー
Y軸右側ガイドの保護カバー及び軽量高剛性のコラムとブリッジ
Y軸右側ガイドの保護カバー及び軽量高剛性のコラムとブリッジ

剛性に優れたブリッジ

ブリッジは軽量で、かつ静的及び動的な剛性が得られるように有限要素法に基づいて設計。さらに、最新の素材を要所に使用しています。

熱影響を極力避けた斬新なデザイン

断熱のため、石定盤は上面以外すべてカバーされています。前面のカバーには、操作パネルを設置出来ます。

温度変化の影響を受けない材質を使用

ブリッジのY軸サポート側にサーモフィットを採用

ブリッジのY 軸サポート側にサーモフィットを採用

温度変化による伸縮量の比較
(1℃温度変化時の200mm エクステンション伸縮量:μm)

測長スケールの素材選定

測長スケールの素材選定

環境温度変化に影響されない測長システムを採用(スチールの1/230)。スチール材質は、ガラスと比較して熱伝導率が高く、温度調整に適しています。

VAST Performance(FlyScan機能) 標準装備

VAST Performance(FlyScan機能) 標準装備

スタイラスが羽を持っているかのように、切欠き形状部、歯車形状部等の凹部を飛び越えて、まるで連続面であるかの如くスキャニング測定させる機能です。大径や平面度評価等で飛躍的に測定時間の短縮を図れます。

精密測定機器について

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